伊達流おもてなし、二景 [石巻線]
2010年10月10日 石巻線 小牛田 |
小牛田 創作和太鼓駒の会
2010年10月10日 石巻線 石巻 |
よさこい(チーム不明)
先週の日曜日、三連休中運行されているSLホエール号のキャンセルでも出てたら乗りたいなぁと、あまり期待もせずに最寄り駅でチェックして貰ったらキャンセルが出ているとのことで、これ幸いと乗って来ました。しかも取れた席は戦前型のスハフ32という嬉しいサプライズ。
SLホエール号の運行は仙台・宮城『伊達な旅』キャンペーンの一環ということもあり、沿線では太鼓や踊り、吹奏楽の演奏、地元のマスコットキャラクターやサイボーグ009のキャラクター(石巻には石ノ森萬画館があり漫画で町起こしをしています)、支倉常長さん(石巻の月浦から慶長遣欧使節団が出航した縁)まで動員、さらには石巻駅着時刻が同じの仙石線はアニメキャラクターがラッピングされたマンガッタンライナーという車両を並走させる演出等、これでもかというようなもてなし三昧、これぞ伊達流おもてなしイベントといわんばかりの歓待でした。細かい車内レポートは割愛しますが、極端な力行もせずにコトコトと平野や穏やかな内海に沿って走るのは石巻線ならではの風情を満喫し、一日の最後を汽笛と旧型客車に揺られながら大崎平野に沈む夕陽を眺めて締める汽車旅はなかなかのものでした。
駅での歓待から二景。どちらも華のある気合いが入ったパフォーマンスで、血沸き肉踊って乗り遅れないようにするのが大変でした。(これ以外のところで涙腺が緩んで本当に乗り遅れる寸前だったのはここだけの話…w)
稲架掛けの季節 [石巻線]
2010年10月6日 石巻線 陸前稲井-渡波 |
大和田隧道に向けて疾走するC11325
この季節、沿線は朝のうちは曇っていることが多い。曇っていると気分はあまり高揚しないが、ある時間を過ぎると急激に天候が良くなることもままある。腐らずにロケハンしていたら、牧山の裏側でちょっと好い感じのところを見つけた。収穫も終わり、天日干しの為に稲架掛けされた稲が随所に見られる中、C11325は同線唯一の25‰の坂を駆け上がって往った。
内海を往く [石巻線]
2010年10月6日 石巻線 沢田-浦宿 |
海辺に沿って
一昨日から石巻線のSLホエール号の試運転が始まりました。SLホエール号の運行も今年で4年目、比較的勾配が少なく、煙が風に流されやすい石巻線はそちら方面の方々にはあまり魅力的でないのか、沿線の各撮影地も閑散としたものでした。しかし内海とは言え、海辺を走る小型蒸機運行は石巻線のみですので、宿題を置いてきた身としてはどうしても撮ってみたいという思いがあり、昨日行ってきました。
試運転と言えばヘッドマークが付きません。現役当時の情景が狙いやすいということで、ここはご多分に漏れず、正面がちに狙ってみます。実は昨年も同じ構図で狙ってみたのですが、どん曇りで… (それはそれで悪くなかったのですが)ちょっと消化不良。このポイントは列車通過時はほぼ逆光になるので、どっちがベストか自分の中で白黒着けたく、再度挑戦してみました。
結果思っていたより陽がサイドに当たったので、バックが立体感が出た感じです。個人的には2年越しの宿題も果たせたので大満足でした。